楠森堂ブログ
楠森河北家 三百年の伝統行事「壁結(かべゆい)」をお手伝いいただけるボランティアの方を募集し ています。
~ 楠森河北家、三〇〇年の伝統行事「壁結(かべゆい)」 ~
●『楠森堂』300年の伝統行事「壁結」 = 動画
とき:3月3日(土)午前8時30分作業開始~午後3時頃終了予定
(※ 小雨決行。 荒天時は3月10日(土)に順延)
(※昼食は自家産米&豚汁の炊き出し振る舞い!)
ところ:うきは市浮羽町山北2056
『楠森堂(くすもりどう)』
(国登録有形文化財「楠森 河北家住宅」)
お問い合わせ先:090-1081-8816(河北幸高)
※ おおよその参加人数を把握させていただきたいので、ご興味のある方、参加ご希望の方は上記「河北」までご連絡ください。 初めての方も大歓迎です(^^)
服装 : 動きやすく汚れてもいい服装
持ってくる物 : ※もしお持ちであれば、・剪定ばさみ&のこぎり・軍手
壁結(かべゆい)は、旧正月二十日(近年は三月初め)に行う屋敷を取り巻く竹垣の(約150m)修復作業で、河北家で三百年以上続く伝統行事です。
竹垣は幾重にも立てた真竹を四段の孟宗竹で取り巻いたもので、毎年、古くなった部分を順次取り替え、昔ながらの荒縄を使用した伝統技法で結い直していきます。
中世では各地の領主の館や地侍の屋敷では行われていましたが、現在では竹垣を残す屋敷が少なく北部九州で行っているのは当家のみといわれています。
山から竹を切り出す秋の作業… そして、春の壁結… 大変な作業ですが、昔ながらの風情を今に伝える歴史的景観と壁結の伝統技法を後世に伝えたいと、多くの方々の善意に支えられ今まで続けることができました。
壁結の「結(ゆい)」という字には、人と人とを “結ぶ” という意味も込められているように感じています。
これからも可能な限り守っていきたいと思っています。
歴史が伝える伝統作業を体験してみませんか。どなたでもご参加いただけます。お気軽にお問合せください(^^)
【※会場へは市営無料駐車場ご利用のうえ、徒歩でお越しください。駐車場から会場までは400m程の距離がございます】
~ 楠森堂の四季 『竹垣のある風景』 ~
◆ 一月
◆ 二月
◆ 三月 ~壁結~
◆ 四月 ~桜~
◆ 六月 ~初夏・田植え~
◆ 七月 ~夏本番・台風襲来~
◆ 十月 ~壁結準備、竹の伐り出し作業・稲刈り~
◆ 十一月 ~紅葉・蔵開き~