楠森堂について

歴史の深さと、未来をつなぐ

楠森堂の茶園がある大野原台地(浮羽町山北地区)は、一帯が火山灰に覆われた酸性土の土地です。
酸性の強い土壌では農作物が育ちにくく、水も無い土地であったことから昔から産業も無く、人が暮らしていくには極めて厳しい地域でした。
今から200年前の江戸時代末期。浮羽町山北地区の名家・河北家の21代当主 河北太郎衛門永重は、この地で雇用を創出するため、地域の多くの人たちとともに土地を切り拓き、酸性土でも育つ「茶」を植えたのが、楠森堂のお茶作りの始まりと伝えられています。

河北家は12世紀から800年間、浮羽の地に27代続く楠の森に囲まれた旧家で、さらに先祖をたどると実に1200年前まで遡ることができます。江戸時代末期から大正時代にかけて建てられた建造物は今も現存し、当時の暮らしぶりや製茶場の歴史をたどる貴重な建物として2004年(平成16年)「国登録有形文化財」に指定されました。

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