楠森堂ブログ
600年以上続く大祭「浮羽おくんち」
うきは
楠森堂から北西に200㍍ほど離れた場所にある賀茂神社。
賀茂神社は今から660年程前に、当時の領主である“山北四郎永高”が山城の国の賀茂明神を勧請し創建された神社です。
山北四郎永高は私の父から遡ること26代前の河北家の祖先でもあります。
毎年4月11日に町を上げて行われる600年以上続く大祭「浮羽おくんち」は、五穀豊穣と無病息災を願う祈願祭です。
(この日だけは大人も仕事は休み、行列に参加する子供たちも学校を休み、もしくは早退をして祭りに参加します)

毎年恒例の春の大祭をお知らせすべく、祭り当日の早朝「獅子打ち」を行います。
賀茂神社境内に朝4時半集合。
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道案内役の道あけ(道わけ)が先導し、獅子がその後を「せーの!」の合図で、
「祝いましょう!もうひとせ!祝うてさんご!」という掛け声とともにパカ!パカ!と獅子を鳴らし、浮羽町の中で昼からの行列で通る周辺の各家を周っていきます。
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午後から市指定無形文化財の勇壮な「毛槍行列」が行われます。
「毛槍(けやり)」は二人一組になって槍を投げる古い様式のもので、動作が力強く一見の価値あり!
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その後を子ども振毛槍、子ども楽、神輿、稚児行列などが続き、まるで時代絵巻のようです。
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子ども楽の太鼓打ち。右側の男の子が私の息子。
この春から中学生。子ども時代に行列に参加する最後の晴れ舞台です(^^♪
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華やかな稚児行列と神輿。


子ども達の楽しみは、神社の境内に沢山並ぶ露店のはしご!
夜遅くまで賑わいます(^^)
