楠森堂ブログ

体育館建て替えによる桜の木伐採の危機…

うきは

私の子供たちの通う、うきは市立山春小学校。
その小学校の体育館(築50年程?)が老朽化と耐震上の問題から、数か月後に取り壊され新しい体育館への建て替え工事が始まることになっています。
取り壊される体育館の周囲には、この体育館が建てられた当初から植えられていたとされる大きな桜の木が5本、卒業記念に植えられた少し小ぶりな桜の木が数本、そして、幹回りもかなり太い立派なモミの木がそびえ立っています。
この桜の木、春には見事な花を咲かせ、毎年ライトアップもされています。
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しかし、新しく建て替えられる体育館が現在の建物に比べひと回り大きくなることと工事にも支障を来すことから、建物周囲のほとんどの木々は解体工事が始まる前に伐採されることになっていました…
出来ることなら桜の木を残したい、守ってあげたいという思いから移植も考え専門業者にも見てもらいました。
しかし、移植するためには多くの枝と根を切り落とさなければならず、老齢の木には負担も大きく、移植したとしても根付く確率は50%以下… そして、運搬や養生など移植に伴う経費が木一本に対し100万円近くかかるという…
厳しい結果に断念しかけました…が、なんとか可能性を探るために今日、市の担当者に先生方や私達PTA役員でなんとかならないか掛け合ってみました。
いろいろ検討していただいた結果、予定していた建築位置から数メートル北側にずらして建築し、大きな桜の木2本を残していただけることになりました
ただ、工事の支障になりそうな枝と根は最低限切ることになり、老齢の桜の木に悪影響を及ぼす可能性があるのと、残念ながら大きなモミの木、残りの桜の木は伐採せざるを得ないとのことでした…
(卒業記念樹などは今月末に、先生方、私達役員、役員OB総出で移植することになりました(^^)) 
                                           
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