楠森堂ブログ

汽車の音が消え早半月… 今だ復旧の目途立たず…

うきは

空はすっきり晴れ渡り、今年一番の夏空!

この線路、私たちの住むうきは市を通るJR九州の久大本線。「ゆふ高原線」の愛称でも親しまれています。
福岡県久留米市から、全国屈指の温泉地 湯布院(由布院)、別府を結ぶ人気の観光路線です。
またこの時期は久住山群への多くの夏山登山客も利用します。
しかし…
自然溢れる様々な地域を結び九州を横断するこの久大本線から汽車の走る音が消え早半月…
7月中旬に発生した九州北部豪雨… ここうきは市でも未曾有の災害が発生しました…
うきは市内を流れる隈上川が氾濫、決壊し、その時の凄まじい濁流により久大本線の隈上川を渡る橋梁も被害を受けました。
橋脚が沈降、線路は波うち、今だ復旧の目途が立たず、うきは駅から大分県の日田駅間が不通となっています…

 

 

 

自宅から久大線の線路までは離れていますが…
不通になる以前は… 夜が明け始める静寂の中、遠く離れた二つ前の駅を発車したばかりの始発列車、山間を走りこちらに向かってくる「カタンコトン…カタンコトン…」というジョイント音、「ゴーゴーゴー」という鉄橋を渡る音、「カンカンンカン」という遮断機の音…
うきは駅に到着するまでの数分の間、ず~っと汽車の音が聞こえ、うきはの朝の静けさを実感します

 

被災する前の隈上川橋梁を通過する、大分 由布院から博多へ向かう観光列車「ゆふいんの森」号。
できるだけ早く復旧し、通勤通学、観光客を乗せた列車が走るいつもの光景が一日でも早く戻ることを願ってやみません

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

【※ 復旧工事中】

 

プライバシーポリシー

Copyright(C) KUSUMORIDOU All rights reserved.