楠森堂ブログ

みんなで育てた!「やまはる茶」! その取り組みが新聞にも(^^♪

うきは

子どもたちや地域の方みんなで校庭の茶畑の再生に取組み、先日みんなで摘み採った新茶が出来上がりました(^^♪
今月行われる学校・地域行事で、地域の方に販売するためにラベルとPOPを作成。なかなかいい感じ(自画自賛^_^;)
生産から販売まで子どもたちも一緒に取り組みます。
昨日の新聞にもその取り組みが大きく取り上げられ、ますますみんなのヤル気が湧いてくる!ハズ^_^;
茶畑の再生に取り組んで今年で5年目。まだまだ私が主導となって行っていますが、子どもたち、学校が主導、自発的に活動出来るようになることを願い、これからもいろいろと仕掛けていきます(^^♪
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【=2014/05/08付 毎日新聞=】
『伝統の「校庭茶」復活 福岡・うきは市の山春小 [地域ぐるみ 茶畑手入れ]』
校庭に茶畑があり、代々子どもたちが茶摘みをしてきた小学校がある。福岡県うきは市浮羽町の市立山春小学校(125人)。
プールの造成工事などの影響で一時手入れが行き届かず、立ち枯れした木もあったが、PTAと子どもたちが再生に取り組んで復活させた。4月末には例年通り、児童と保護者ら約200人が一緒に新茶を摘んだ。
【上村里花、写真も】
山春小は1882年(明治15)年の創立。校庭の茶畑がいつからあるのか、正確には不明だが、児童の茶摘みは100年ほど続いている伝統行事だという。 茶所の福岡県八女市、うきは市の両市教委によると、かつては他にも茶畑がある学校はあったが、現存するのは山春小だけという。 昭和半ばまでは学校周辺一帯が茶畑で、山春小の茶畑も今残る約7㌃より広く、給食などで飲むお茶はすべて校庭産だった。
山春小などによると、茶畑は十数年前、プールの造成工事に伴い縮小された。その際、造成工事で出た石やコンクリート片まじりの土で茶畑をかさ上げしたため土の質が悪くなった。 また、茶の管理できる人が少なくなって手入れが行き届かなくなり、木の3割近くが立ち枯れしたこともあった。 茶の質も悪くなり、茶摘みはするが一部はうがい用に使うようになっていた。
2010年、山春小卒業生で当時PTA会長だった末次研治さん(44)が校庭の茶畑をもう一度かつての茶畑に再生できないかと周囲に呼びかけ、現PTA会長で茶農家の河北幸高さん(39)が「本気で復活させるなら、皆さんが一緒になってやる覚悟がないとできない」と助言。末次さんらが再生を決意した。 以来、冬に肥料をやり、春から夏には月2回のペースで子どもたちが雑草を取った。 末次さんらPTA役員OBは「山春応援団」として草刈りをしたり、子どもたちと一緒に世話をしたりした。
それから4年、木は勢いを取り戻した。
「最初はガチガチだった土が、今ではふかふかに」と金子洋子校長。 昨年からはお茶を地元行事などに出品して売ったり、校内でお茶会をしたりするまでになった。 河北さんも「品質のいいお茶ができるようになった」と太鼓判を押す。
4月30日、子どもと教職員、保護者らが一緒に、黄緑色に輝く新茶の葉を摘み取った。 一部はその場で天ぷらにして全員で味わった。 5年生の宮崎奏羽(かなは)さんは「草取りは大変だったけど、摘むのは楽しい。天ぷらもおいしかった」。
金子校長は「作物ができるまでどれだけの手間や努力が必要かを学ぶいい機会」と話した。


 

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