楠森堂ブログ
戦後、幼稚園(私立 二葉幼稚園)だった楠森堂。童話作家・久留島 武彦氏(くるしま たけひこ)と過去に交流も!?
今朝の新聞に童話作家・久留島 武彦氏の話題が(^^)
近年頻発する甚大な自然災害。 一昨年、「災害で被害を受けない為には、文化財をどんな場所に保管して、いざという時にはどこに避難をさせたらいいのか」 ということで、県・市・大学・九州国立博物館などが一体となって九州福岡で初めて「国登録有形文化財 楠森 河北家住宅 (楠森堂) 」を“文化財を災害から守る”取り組みのモデルとして検証されました。
各分野の専門家の方が集結し、掛け軸、写真、書籍…何があるかひとつひとつ確認。
作業中、ワッと声が上がり度々手がとまる。 出てくる出てくる“玄人好みの掘り出し物”(^^♪
その中、騒ぎがひときわ大きくなったのが、童話作家・久留島 武彦(くるしま たけひこ)氏と親交があったと考えられる、久留島氏から送られてきた葉書。
“日本のアンデルセン”と称される、久留島 武彦氏 [くるしま たけひこ・1874~1960・大分県玖珠郡森町(現・玖珠町)出身]
童話作家・児童文学者。そしてあの誰もが知る童謡、『夕やけ小やけ』の作詞者。新聞記事を読むと、教え子に画家・岡本太郎。勝海舟やムソリーニと面会したこともあるそうです。凄い(^-^;
戦後、幼児教育に力を注いでいた楠森河北家。 同様に幼児教育に人生をささげていた久留島 武彦氏とも交流があったようですね(^^)
昭和20年、楠森堂の主屋を園舎として、「二葉(ふたば)幼稚園」を開園。
昭和56年に閉園。 延べ836人の卒園者を送り出し、36年間の歴史に幕を閉じました。
敷地内の文化財の土蔵の一室には、昭和21年の第一回修了生から、二葉幼稚園が閉園する最後の第三十六回修了生の集合写真が現在も飾られています。
園長は祖父。園歌の作詞は祖母。
幼稚園の木彫りの看板には“倫”マークが♪ 看板制作者・美術評論家 河北倫明氏。
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[ ~YouTube~:「楠森 河北家」関連・放送動画 ]
・~意地と誇りにかけて~ 2015(平成27)
・東日本大震災5年「文化財と絆を守る~楠森河北家住宅~」2016(平成28)
●photo「楠森堂の四季」 https://yahoo.jp/box/gIO-FL
●photo「楠森堂 実生在来茶園風景」 https://yahoo.jp/box/HeI7dq
●photo「うきは 四季の風景」 https://yahoo.jp/box/zf71eZ