楠森堂ブログ

「うきはの栞」 発行記念トークイベントの日程が決まりました(^^)

メディア掲載

【 「うきはの栞」発行記念トークイベント詳細 】
浮羽まるごと博物館では、浮羽のたからものを紹介するリーフレット『うきはの栞』を編集・発行しています。それを紹介しながら、浮羽の魅力について語り合うトークイベントを開催します。「ずっと住んでたけど知らなかった。もっと詳しく知りたい。私もこんな話知ってる」などなど、みんなでいろいろお話しできたらと思います。
2回目となる今回とり上げるのは『山北のお茶と楠森河北家』。山北でのお茶づくりは江戸末期に始まり、現在まで続いています。楠森堂の美味しいお茶を飲みながら、一緒に山北のお茶づくりの歴史をのぞいてみませんか? 当日は楠森河北家28代目河北幸高さんもお招きして詳しいお話を伺います。
場所:MINOU BOOKS&CAFE
日時:2016年 6月27日(月) 19:00受付開始
19:30-21:00 トークイベント
参加料:1,000円(うきはの栞1冊+楠森堂のお茶+茶葉小袋みやげ付き)
【予約・問い合わせ】
「うきはの栞」 発行記念トークイベント
MINOU BOOKS&CAFE
電話:0943 76 9501
メール:info@minoubooksandcafe.com


私が家業を継いだ11年前、茶業界では見向きもされず商品価値も低かった在来種のお茶。茶畑は管理が行き届かず荒れかけていました。そして同業者からは、「そんなお茶、金にもならんめーもん。ぶった切れ」と言われたこともありました。
しかし私は、現代の生産性・効率性重視の中で失われつつあった在来茶の栽培、復興にあえて取組みました。
同業者の多くの方からは農業の知識も経験もまったく無い中で就農した私が在来茶栽培に取り組むのは“無謀だ!”との声も多くありましたが、私には逆に凄いチャンスに思えたのです。日本食が世界的にも注目される今、稀少な在来種だからこそ全国、海外に広がる可能性があると考えました。
衰退し続ける周辺地域。全国的にも稀少な在来茶の復興に取り組み広く知ってもらう事が出来れば、地域に目を向けてもらうきっかけにも必ずなると思いました。また、老朽化の進む文化財の家の修復財源に充てるためにも、農業で家族を養っていくためにも必死でした。
この希少な在来種を絶対復活させる、絶対軌道にのせる…
現代ではマイナス評価されてしまうことを逆の視点から捉えなおして価値転換に挑むこと、地域の資源を活かしたこのような試みが認められ、成果を出すこと。そうすることで、地域の人々に郷土の魅力を再認識してもらうきっかけになればと願っています。
「ここで何かやってみよう」。そんな地域の若い人たちのやる気を引き出せたら、嬉しいことですよね。
現在、在来種では日本最大とされる4ヘクタールを管理していますが、2ヘクタールを何とか自身で販売し、残り半分は出荷できないのが現状で、まだまだ復活に向けては道半ば…。すべての畑から出荷できるよう、在来茶の価値をもっともっと多くの皆さんに知っていただけるようさらに努力をしていかなければと思っています。
在来茶の復興に取り組んで今年で11年目…
浮羽のたからものとして紹介していただけることを本当にうれしく思っています。

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[ ~YouTube~: 動画 ]

 

OpenMUJI(キャナルシティ博多)楠森堂/河北幸高氏インタビュウー

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楠森河北家住宅の記録 │ Kusumori Kawakita Estate.

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2016 象鼻杯の記録。

MUJI  無印良品

【 ローカルニッポン | 福岡・うきは 】

「 在来茶と地域に生きる 」― 楠森堂・河北幸高さん ―

(コチラから記事をご覧いただけます)

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https://localnippon.muji.com/7049/

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