梅雨末期…
九州北部に停滞したままの梅雨前線は、気象庁が発表した表現のなかでも「これまでに経験したことの無い大雨…」というほどに、各地で甚大な被害が発生しています
今日の早朝から降り続く雨は、１０日前に大きな被害を出した大雨よりさらに酷いものでした…
全国のニュースでも発表された記録的短時間大雨情報のなかで、私たちの住むうきは市では１時間の降雨量が１１０ミリに達したとのこと…
早朝６時ごろ、近所の方の敷地内が冠水し始め「家にも流れ込みそうなので（水を汲みだすために）水中ポンプを貸して下さい」との電話があり、家の水中ポンプをトラックに載せ現場に駆けつけ、水を汲みだす作業をしました。
ある程度状況が落ち着いたため帰宅しようと早朝に通ってきた道を戻る途中、目を疑う光景が…
自宅から少し離れた隈ノ上川が氾濫していたのです…

自宅近くにある賀茂神社の裏を流れる隈ノ上川、山からの濁流で盛り上がった水面は堤防を超え、轟音とともに大きな石が転がる激突音が響き渡り、水しぶきで辺り一面霧がたちこめ、初めて目にする光景に恐怖を感じたほどです…

幸い私たちの自宅は、今回氾濫した地点より若干上流にある土地に建っているために川の氾濫での被害はありませんでしたが、もう少し上流で氾濫していたらと思うと
数十年に一回とも言われる豪雨…　それが短期間に２回…
地球の温暖化が進むとともに、毎年のように異常気象、異常気象といわれてますが、「異常」が「普通」になってきていますね…