楠森堂ブログ
河北家で六七〇年続く行事…
河北家
河北家では毎年十二月二日に、家の辰巳の角に祀ってある山北神社の祭典を斎行します。
六七〇年間続けられてきた当家でも一番古い行事です。
以前は当家の者たちは勿論、当家のゆかりの人達、地域の人達も参詣し、賑やかに行われていたようですが、現在では父と私二人だけとなりました。
この祭典は、当家の安泰と、河北家一族、当家ゆかりの人達、地域の人達の安全を祈願します。
そして今年穫れた米、野菜、山海川のものをお供えし、この一年の無事と収穫に感謝します。
当家ではこの日初めて新米を食べます。
当家の新嘗祭(にいなめさい=収穫祭のようなもの)のようです。