楠森堂ブログ
河北家、春の伝統行事「壁結」用の竹切り出し作業は来週(土)!
河北家
楠森堂を取り巻く竹垣。 雨の日、竹に雨水が浸み込む事で竹に濃淡が浮き上がり、竹が古くなるにつれて色が濃くなっていくのが分かります。
四段ある孟宗竹の竹ぶち、学校に例えると一番上の竹は一年生、二段目が二年生、三年四年と毎年行事ごとに一段ずつ落としていきます。
毎年春に執り行われる河北家300年の伝統行事「壁結(かべゆい)」に使用する竹は、行事の半年ほど前の秋に切り出します。
“木六竹八(きろくたけはち)”という言葉が昔からあるように、旧暦で木は六月、竹は八月頃に切り出すと虫が付きにくく腐れにくく長持ちします。
今年度私は、地元の小学校のPTA会長をさせていただいている関係で、今年の竹切りには、うきは市内12校ある小中学校のPTA会長仲間…名付けて「1ダース会」!の皆さんと、九州大学の皆さんの総勢約20名の方々に作業を手伝って頂けることになりました(^^♪
10月11日(土)午前8時より作業開始。午前中は真竹、孟宗竹、数百本を山から切り出し、午後は切り出した竹の加工作業。一日がかりで作業を行います(^^)
~竹垣のある風景~
四季折々、色々な表情を見せてくれます…