今年も早速〝異常気象〟の兆候が…
今朝、テレビの天気予報で「今日からしばらくお天気のグズつく日が続きますが、これは少し早めの菜種梅雨で…」
『少し早め(-_-)？一ヶ月以上早いよーな…』
〝菜種梅雨〟とは、本来３月下旬から４月上旬にかけて続く雨の事を指します。
昨年も今年と同様に、菜種梅雨の時期が早く、春に収穫するお茶の新芽が生育する為に水分を一番必要とする時期に雨が降らなかった為に、お茶の芽が十分に育たず、お茶の生産者の多くが品質を落とす結果となりました。
また、２月に気温が高めに推移し、３月に寒が戻る傾向がここ数年連続して続いています。
本来、お茶の木は３月上旬に冬の休眠（冬眠）から覚め、新芽が活発に動きだします。しかし、２月に高めの気温が続く事で早く休眠から覚め新芽が成長し始めたところに、寒が戻ったり、霜が下りることで新芽が被害を受け、収穫量の減少や品質を落とす原因となっています。
毎年続く〝異常気象〟…　　それを見越して対策は執るものの、予測も付かない天気が毎年頻繁に起こります…
さて…今年はどの様な作戦で行くべきか…