楠森堂ブログ

楠森堂の春の風物詩「壁結(かべゆい)」の開催日程が決定しました

河北家

楠森堂の春の風物詩「壁結(かべゆい)」の日程が決定しました!
と き : 3月2日(土)午前8時作業開始、午後3時頃終了予定
              (※ 小雨決行  荒天時は順延の可能性あり)
ところ : うきは市浮羽町山北2056 『楠森堂(くすもりどう)』(国登録有形文化財「楠森 河北家住宅」)
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昨年の「壁結」の様子
壁結(かべゆい)は、旧正月二十日(近年は三月初め)に行う屋敷を取り巻く竹垣の(約150m)修復作業で、三百年以上続く伝統行事です。
幾重にも立てた真竹を四段の孟宗竹で取り巻いたもので、4年を1サイクルとして、古くなった部分を順次、毎年取り替えていくものです。中世では各地の領主の館や地侍の屋敷では行われていましたが、現在では竹垣を残す屋敷が少なく北部九州で行っているのは当家のみといわれています。
昔ながらの風情を今に伝える歴史的景観と壁結の伝統技法を後世に伝えたいと地元の方々の善意で現在も続いています。
歴史が伝える貴重な体験をぜひ感じていただけたらと思っております。
昨年、壁結行事の様子がニュースで放映されました。
↓↓ こちらからご覧いただけます ↓↓
●『楠森堂』300年の伝統行事「壁結」 H24年3月8日放送
[※当日、楠森堂敷地内及び周辺の一般の方の駐車はできません。車でお越しの際は、清水湧水の市営無料駐車場ご利用のうえ、徒歩でお越しください。駐車場から会場までは400m程の距離がございます。]
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在来茶とは“種”から自然に育った (実生みしょう) 品種改良されていない日本古来 (在来種) のお茶のことで、現在国内ではほとんど栽培されることのなくなったとても貴重なお茶です。
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※現代の茶園は、挿し木苗から育成し単一品種(改良種)の茶樹で形成された均質なお茶園です。
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楠森茶園のあるうきは市の大野原台地一帯は、今から約9万年前に阿蘇山の大噴火で発生した九州全土に到達したとされる大火砕流の際に形成された、ミネラル分を多く含んだ肥沃な黒ぼく土(火山灰土)の土壌です。
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【在来種】… 古来より日本に生息・生育する (していた) 動植物のこと

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