楠森堂の庭の梅もようやく満開


今年の梅の開花は例年に比べ２週間から２０日も遅れているそうです。
週間天気予報では、これから先少しずつ気温も上がってくるとのこと。
冬の間休眠していたお茶の樹… ５月頃の新茶シーズンに向け、まもなく新芽が動きだします！
これから新芽が生育していく過程で一番怖いのが遅霜…
今年で就農７年目。
そのちょうど私が就農した７～８年前あたりから、地球温暖化の影響でお茶の生育状況も以前とは変化し、春先の遅霜で新芽が大きな被害を毎年のように受けるようになりました
そこで一昨年前、畑の一部に初めて導入したのが霜の被害を防いでくれる「防霜ファン」。
新芽が育ち始めるのを前に、防霜ファンのスイッチＯＮ！
今年も美味しいお茶が出来ますように( ^^) _旦~~[emoji:v-364]
新茶モード入りました

広大なお茶園と周りを囲む山々の雄大な景色だけが広がっていた数年前…
防霜ファンを設備したことで畑の周囲には電柱が立ち、畑の中にもポールが沢山立ち並び、電線は張り巡らされ、以前の自然溢れる景観が損なわれてしまったのは凄く残念ですが…
一昨年、昨年と春先の寒の戻りや遅霜の被害は甚大で、防霜ファンを設備したばかりの一部の畑だけが辛うじて被害を免れました。
地球温暖化、気候変動に対応し安定的にお茶を生産するためには、この様な設備もやはり必要なのかな… と思う一方で、設備した何機もの防霜ファンを長時間稼働するために必要な膨大な電力…
複雑な心境です…