楠森堂ブログ

猛暑…タヌキの巣の落とし穴…人手不足…熱中症

お茶畑の様子

一昨日梅雨明け… 連日の猛暑…
本日お昼1時の時点でのお茶畑の気温…すでに37℃…
携帯ラジオから聞こえる気象情報『これからさらに気温が上がるでしょう…』
?… さらに…?(-“”-;)
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人手不足で作業がかなり遅れ、毎日早朝から夕暮れまでの突貫作業での畑の管理… ここ一カ月の予定はすべてキャンセル…
今日の作業はこのお茶園の木の“裾(すそ)”を刈り落とす作業。
お茶の芽は上にも伸びますが、横にも伸びます。
この見慣れない機械、「裾刈り機」という左右両側にバリカンの刃が装着されており、この機械を使いお茶園の間を押し進めると両側の枝葉を刈り落としていきます。
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Before  茶園の間が枝葉で詰まっています。
After   刈り落とされスッキリ
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このお茶園、茶木1列の長さは約130メートル。 ☓(が…)80列=10km強…
8時間かけて走破予定…
気合一発「ウリャー!」…「ズドッ…」通り道のど真ん中にタヌキの巣の落とし穴(-_-メ;)…
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この連日の猛暑… 気合と根性!毎日熱中症気味になりながらも最後は気力でなんとか乗り切っています(;-_-) =3
7年前に脱サラ、父の実家のお茶園の再興に取り組みました。
就農当初のお茶園は、管理が行き届いておらず、今でこそお茶の木は管理しやすい膝程の高さですが、最初来た時の木の高さは私の肩の高さ程… さらには私の背丈(174㎝)以上の畑も有りました。
雑草やカズラでお茶園が埋め尽くされることも… かなり荒れた状態でした…
畑の再興に取り組んだものの、木の間を這いつくばり顔には虫がまとわりつき、土と汗でドロドロになりながら雑草、カズラを一本一本取らなければならない荒廃した茶畑の地道で過酷な草取り作業…
茶園の面積は5ヘクタール強…
あまりの過酷さに次から次に人が辞めていきました。
現在もその状況は続き、新しく来られる方も2年続けば良い方です…
今は70代の男性と私の2人だけで5haの畑を管理。もちろん作業はぜんぜん追い着いていません…
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再び畑を荒らすとまた振り出しに…
荒らす訳にはいきません。
今年で8年目。今年も試練の年となりそうです。

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