楠森堂ブログ

懐かしい光景がニュース映像に。 岐阜 揖斐川町 “天空の茶畑” 在来茶園

在来種のお茶

連日続く猛暑。

2日連続全国一の暑さを記録した「岐阜県揖斐川(いびがわ)町」がテレビニュースに。

 

その揖斐川町(旧・春日村) 上ヶ流(かみがれ)地区の標高330㍍の山の頂に、

まるで空に浮かんでいるように見える「天空の茶畑」‥

またの名を「岐阜のマチュピチュ」とも呼ばれる〝 700年以上〟守り継がれてきた在来茶園があります。

 

パズルのような可愛くてユニークなお茶畑です。

ここで摘まれた在来茶のネーミングがまた素敵なんです‥ 「天空の古来茶」。

 

5年前の2013年 (平成25年)、

この揖斐川町で全国でも数少ない希少な在来茶の生産や販売に関わる方が全国から集い、

「在来茶シンポジウム」というイベントが開催され私も参加。

この上ヶ流の “天空の茶畑” も見学してきました。

本当~に素晴らしい景色でした!

 

最近ではメディアでも度々紹介されているようで、かなり有名な場所になっているようですね。

 

 

 

当時、私は在来茶園の復活に取り組みまだ数年目。

稀少な在来茶。

知名度も評価もまだまだ低く、なかなか商品が売れず、生活苦…

精神的にもかなり追い詰められていた時期。

 

 

 

そんなある日、見知らぬ方からの突然の一通のメール…

 

在来茶シンポジウムの主催者の方からの案内・お誘いのメールでした。

 

(後から聞かされ初めて知ったのですが、 数少ない全国の在来茶生産者のなかでも 私は一番有名な存在であったそうです。)

 

在来茶の栽培を諦めようと思い詰めるほど悩み、極度に追い込まれていた時期、
酷暑の夏場に缶ジュース一本買うのでさえためらなわなければならないほど生活が苦しい時期、

岐阜往復の交通費を捻出する余裕などとてもない状況。

 

そんな中、

妻が一言

「行って来たら」と。

 

藁にもすがる思いで岐阜揖斐川町で開催されるイベントへ参加。

 

在来茶再興に取り組む仲間、

市場から見放されながらもなんとか可能性を見出そうと

お互い苦しい境遇のなかの生産者同士での様々な意見交換。

岐阜・揖斐での二泊三日の滞在期間中、

じっくりと語り合いました。

 

シンポジウムで多くの方との交流により、元気づけられ、

もう一度頑張ろうという気持ちにさせてくれた、

思い入れのある地 “揖斐・春日”

 

 

 

 

 

 

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