楠森堂ブログ

緑茶すべてに〝茶カテキン〟が豊富に含まれているわけではない。“ 栽培方法 ” の違いで「カテキン含有量」は〝 雲泥の差 〟
近年の「日本茶・抹茶ブーム」&「カテキンブーム」に乗じ、 巷に溢れる 誤情報(勘違い・思い違い・誤解)、偽情報。
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緑茶すべてに〝茶カテキン〟が〝豊富に含まれているわけではない〟
“ 栽培方法 ” の違いで「カテキン含有量」は〝 雲泥の差 〟
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■『被覆栽培』■( ※茶カテキン⤵⤵⤵〖少〗 )
⇒ ・抹茶 (碾茶) ・玉露 ・かぶせ茶
※ 碾茶(てん茶)► 抹茶(まっ茶)原料
※「抹茶(碾茶)」「玉露」は20日ほど被せて栽培することが 定められています。
( ※また近年の国内外における日本茶ブームに伴い 茶の高級志向 [ブランド化] により 一般に流通する多くの日本茶 (普通煎茶) も旨味と色<外観>を重視し〝被覆栽培〟された茶葉が大半を占めている )
□『露地栽培』□( ※茶カテキン⤴⤴⤴【多】 )
⇒ ・煎茶
( ※また近年の国内外における日本茶ブームに伴い 茶の高級志向 [ブランド化] により 一般に流通する多くの日本茶 (普通煎茶) も旨味と色<外観>を重視し〝被覆栽培〟された茶葉が大半を占めている )
【 旨味 & 鮮やかな水色】
🟢テアニン『被覆栽培』
↕ ↕ or ↕ ↕ 〝 二者択一!〟
🟡カテキン『露地栽培』
【 苦渋味の主成分 & カテキン健康効果 】
(日本茶業中央会)
■■ 緑茶の表示基準 【茶の定義】■■
〝定義〟とは、
「決まりごと・ルール」
物事の意味・内容を他と区別できるように、
言葉で〝明確に限定〟すること。
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インターネット上に、
その正しい情報は多く紹介されてあります。
消費者のみなさまがご存知ないだけ。
ご興味お有りの方はどうぞお調べくださいませ _(_^_)_
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( ※ 参考サイト ※ )
■「テアニン」は日光を浴びると「カテキン」に変化する ■
→ https://www.shizuokaen.net/green/o_hifuku
■ 京都府・茶業研究所(宇治茶部)>「被覆栽培」とは ■
→ https://www.pref.kyoto.jp/chaken/mame_shade
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― 🟡『 カテキン と テアニン 』🟢 ―
◈【🟡カテキン】◈
< 🍵 緑茶特有の “ 苦渋味 ” の 主成分 でもある〝🟡カテキン〟>
毎年冬季に流行するインフルエンザ。 緑茶に予防・抑制効果があることは有名です。
お茶を口に含んだときに、
茶カテキンが 唾液中のウイルスと結合することで、ウイルスの感染力を弱めたり、不活化したりする 感染の抑制効果・抗ウイルス作用があることが様々な研究により明らかにされています。
その「🟡茶カテキン」、
☀日光を多く浴び、茶葉 が 光合成 を行う事で 🟡カテキンが 生成 されます。
▷▷ ※ 露地栽培 ※ ◁◁
( 茶葉が ☀日光を受けることで「🟢テアニン (旨味成分) 」が →→「🟡カテキン (苦渋味成分) 」へ〝変化〟します/※相関関係 )
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🟡「相関関係」とは 🟢
2つの事柄が関わり合う関係 ・・・ 片方の要素が変化すると、 もう片方の要素も変化する関係のことをいいます。
また、一方が増えると もう一方が減少する状態を “負” の「相関関係」といいます。
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ポリフェノール(『🟡カテキン』)には、実に多くの効果があるとされ、近年の 医学研究 においても その 有益な効果 が 多数報告され 大きな注目を集めています。
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- 抗酸化作用、 認知症予防、 発ガン抑制作用
- 抗アレルギー効果、 殺菌・抗菌・抗ウイルス効果
- 血行促進効果、 血圧・血糖値上昇抑制作用
- 血中コレステロール低下作用
- 視力回復効果
- 美肌・アンチエイジング効果
- 育毛・発毛促進効果
- 消臭効果、 虫歯・口臭予防
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🟡「相関関係」とは 🟢
2つの事柄が関わり合う関係 ・・・ 片方の要素が変化すると、 もう片方の要素も変化する関係のことをいいます。
また、一方が増えると もう一方が減少する状態を “負” の「相関関係」といいます。
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◈【🟢テアニン】◈
< 🍵 日本茶特有 の 旨味 は〝🟢テアニン〟という アミノ酸の一種 >
▶▶ ※ 被覆栽培 ※ ◀◀
▧遮光資材▨ で “日光を遮り” 茶葉の “ ☀光合成 を 制限 ” することで 「テアニン」から「カテキン」への “ 変化を抑制 ” 、
🟢テアニン (旨味成分) の含有量が増加し、
〝 苦渋味 (※茶カテキン) のない 濃厚な 旨味 や 甘味 〟の感じられるお茶になります。
また、
▧覆い▨ をして 光 を 遮って 作るため、
茶葉 は 遮光資材の極細かな網目 から僅かに射し込む☀日光を より効率的に吸収しようとし、
🟢葉緑素 (クロロフィル)🟢 を 大量に生成 します。
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これが 「 いい色 いい味 いい香り 」
↑ 福岡・八女茶 の〝キャッチフレーズ〟↑
日本の 高級茶 の 代名詞 、
“🟢 濃く鮮やかな 緑色 (葉緑素) 🟢” と “ 甘く 濃厚 な 旨味 (テアニン) ” が特徴である、いわゆる “ 高品質 ” とされるお茶を作り出します。
一方で、
相関関係 にある〝🟡カテキン (苦渋味成分) の 含有量 は 僅か となります〟【※被覆栽培】
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- ストレス軽減・リラックス効果、不眠改善効果
- 認知症予防
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🟡「相関関係」とは 🟢
2つの事柄が関わり合う関係 ・・・ 片方の要素が変化すると、 もう片方の要素も変化する関係のことをいいます。
また、一方が増えると もう一方が減少する状態を “負” の「相関関係」といいます。
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🍃 楠森堂 の 在来茶、
お好みや様々なシチュエーションに合わせてお愉しみくださいませ😌
( ※露地栽培茶メイン )
【 楠森堂 オンラインshop 】► https://kusumoridou.shop/
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□「楠森堂」商品 /▷【露地栽培】□
・上煎茶
・蔵出し煎茶 ( ※かぶせ茶 Blend )
・煎茶 ・粉茶 ・玄米茶 ・特上ほうじ茶
・焙じ挽茶 (※特上ほうじ茶 パウダー・粉末 )
■「楠森堂」商品 /▶【被覆栽培】■
・特上煎茶 ( 冠茶 : かぶせちゃ )
・冠挽茶 (※特上煎茶 パウダー・粉末 )
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楠森堂 在来茶園においても、被覆栽培「かぶせ茶」を少量生産。
在来種の かぶせ茶は全国においても 極めて稀少・貴重な存在なのだ。
〝特上煎茶〟や、飲食店などとのコラボスイーツに多くご利用いただく〝冠挽茶 (パウダー茶) 〟として販売。
⇩ 楠森堂 在来種茶園〝被覆作業〟風景 ⇩
健康維持効果の高い『🟡カテキン』ですが 味覚の上では 茶の〝苦渋味〟 の主成分。
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葉中にある 旨味成分 のもとである「🟢テアニン」が 日光を浴び ☀光合成をすることで『 🟡カテキンに〝変化〟』する性質を持つため、
新芽の育成中、
茶樹に〝 ▧遮光資材▨ で一定期間 覆い〟をし 茶葉の ☀光合成 を〝制限〟することにより 🟡カテキン含量 (苦渋味) を ⤵️⤵️減らし、🟢テアニンなどの アミノ酸類 (旨味成分) を ⤴⤴増やす「 被覆栽培 」が 全国的に〝主流〟となっており、
また、 国内外における日本茶ブームに伴う 茶の高級志向 [ブランド化] により 茶葉の 外観 や 水色 (お茶の色)・香味 が 最重要視 され、
近年において『露地栽培茶』は 茶卸売市場で〝最下級茶〟とみなされ〝規格外〟扱いとなり 国内流通量は少ないのが現状なのだ。
↑↑(茶葉の 外観 や 水色 (お茶の色)・香味 に劣る? )↑↑
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〝被覆栽培〟した茶葉のみ 茶卸売市場で取引対象となり、〝露地栽培茶〟は外観·香味ともに極低評価 (最下級茶)〝規格外〟〝評価対象外〟〝取引対象外〟出荷しても即返品扱いとなる。(日本古来の在来種の茶葉も同様な扱い)
【 茶摘採前の基本的な茶園風景。すべて被覆資材で覆われ 真っ黒な茶園風景となる 】
▶【 被覆栽培 /玉露・抹茶 (てん茶)・かぶせ茶 (煎茶など) 】
緑茶すべてに〝茶カテキン〟が〝豊富に含まれているわけではない〟
健康維持・健康第一を意識して飲むお茶、
食事を楽しむ時に合うお茶、
リラックスしたいときのお茶、
香りを楽しみたいときのお茶、
うま味を堪能したい時のお茶、
鮮やかな緑色を目で楽しみたいときのお茶など、
いろんなお茶があっていい。 気分やシーンに合わせて お茶を使い分けるのも
お茶の楽しみなのだから。
ただ..
現代茶業界に告ぐ、
消費者の方々には〝正確な情報を伝えよ〟
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【 被覆栽培 】⇒ カテキンの〝含有を抑制〟する栽培方法。
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【 被覆栽培 / 玉露、抹茶 (碾茶)、かぶせ茶 (煎茶など) 】
※「抹茶(碾茶)」「玉露」は 20日ほど〝被せて栽培〟することが 〝定められ〟ている。
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✻【 被覆栽培 or 露地栽培 】
旨味成分〝🟢テアニン〟を多く含む〝味・見た目〟重視の茶か、
もしくは、
茶の苦渋味の主成分〝🟡カテキン〟を多く含む 〝免疫力向上・健康維持〟重視の茶か、
「茶の特質」「栽培方法」上、明確な相関関係にある。
〝茶の特性〟を消費者に謳うのであれば、
どちらか 一方しか選択することはできないのだ。
「二者択一」ということだ。
【 茶の高付加価値化( “🟡茶カテキン” の効能効果を高らかに謳い)、 国内外へ普及・需要拡大を狙う茶関係事業者の多くが「🟡露地栽培茶」の (存在さえも知らず) 意味も理解できず 価値を否定し、 「🟢被覆栽培茶」メインに取り扱う 著しい矛盾。 国内外でブームが過熱する「抹茶」が〝カテキン効果〟絶大と発信し続ける多くの事業者 (茶商含む) …〝誤情報・偽情報〟の拡散・蔓延に歯止めがきかなくなっているのが現状だ。
古来、医学の未発達な時代、人間にとって疫病や病は大きな脅威であった。。
平安時代、遣唐使や仏僧たちが 命がけで海を渡り、 中国で仏教や文化などを学ぶ中で、 茶が万病に効能のある医薬として服用されているのを目の当たりにし、茶の “種子” を持ち帰り「薬」として我が国にもたらされた。
戦後、多くの茶の品種が開発され、それは生産性や 味・外観の均一性を重視した茶で、平成期以降、一般流通する茶葉ほぼ全てを改良品種茶が占めている。
我が国の人々の健康維持のため 人々を救うために先人たちが日本各地に伝え広めた 本来 茶が持つ 免疫に関与する成分や 栄養素生成等を 度外視し 生産性や 味・外観ばかりを追求した環境負荷の大きい栽培方法が一般的となり、 先人の思いを蔑ろにする現代茶業を見渡していると、この国の茶の原点である “種子” から育った日本古来の 在来茶 を絶やしてはいけないという強い想いに駆られる。】
【 旨味 & 鮮やかな水色】
🟢テアニン『被覆栽培』
↕ ↕ or ↕ ↕ 〝 二者択一!〟
🟡カテキン『露地栽培』
【 苦渋味の主成分 & カテキン健康効果 】
〝カテキン含有を抑制〟する 被覆栽培で育てた茶葉 で ありながら、
❲カテキン含有❳ + ❲健康効果❳ を 謳うことは、
『(健康増進法第65条第1項に抵触)』。
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【健康増進法第65条第1項】
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● 優良誤認広告・虚偽誇大広告の禁止 ●
健康の保持増進の効果その他内閣府令で定める事項について、著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させるような表示 をしてはならない..と定めている。
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近年の「日本茶・抹茶ブーム」&「カテキンブーム」に乗じ、
巷に溢れる 誤情報・偽情報。
緑茶すべてに〝茶カテキン〟が〝豊富に含まれているわけではない〟
現代茶業界に告ぐ。
消費者の方々には
〝正確な情報を伝えよ〟
(日本茶業中央会)
■■ 緑茶の表示基準 【茶の定義】■■
〝定義〟とは、
「決まりごと・ルール」
物事の意味・内容を他と区別できるように、
言葉で〝明確に限定〟すること。
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https://kusumoridou.com/about/producer/
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[ ~YouTube~: 放送動画 ]
楠森堂・実生 在来茶『人生コレに賭けてます』
/2020(令和2)
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〝楠森堂&在来茶〟編/『きらり九州 めぐり逢い〝最終回スペシャル〟』vol.545 福岡県うきは市の旅
/ 2021(令和3)放送
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【Honda Cars Presents『夢・クルーズ』♯363・楠森堂】 / TVQ
/ 2021(令和3)
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MUJI 無印良品
【 ローカルニッポン | 福岡・うきは 】
「 在来茶と地域に生きる 」― 楠森堂・河北幸高さん ―
(コチラから記事をご覧いただけます)
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【 https://localnippon.muji.com/7049/ 】