楠森堂ブログ

本年度(H.22年)の「上煎茶」完売致しました!!

在来種のお茶

今年で就農5年目…
5年前就農した当初、生産したお茶は、ほぼ全量農協に出荷していました。
福岡県内で生産されたお茶は、八女市にある「茶取引センター」に集められます。
県内外から大勢の茶商(茶問屋)が集まり、出荷されたお茶を一品一品審査し、買い付けていきます。そして「八女茶」として県内はもとより、全国で販売されていきます。
お茶の取引センターに出荷される大量のお茶の大半は、「やぶきた」品種。
私が生産している「在来茶」は、県内で私以外に出品する生産農家は、他にはおそらくほとんどいないと思われます。
在来種のお茶は、他の品種茶に比べ製品の見た目がかなり荒い事から、安価で取引されているのが現状でした。
一発発起脱サラし、家族を引き連れ田舎に移住、まったく経験の無い農業の世界に飛び込みましたがこの現実
このままではマズイ! と、就農2年目… 今と比べればほんのわずかの量でしたが、素人ながらも自ら製品を仕上げ販売を始めました…
これが結構反応が良い
3年目…販売量を倍増。1年持たず完売
4年目(昨年)…さらに、販売量を増やし、なかなかの売れ行き
5年目(今年)…前年よりさらに在庫を増やしましたが…予想を遥かに上回る売り上げ!
この5年間、「在来種じゃ金にならんよ」「全部品種ものに植え替えてしまえ!」「金にならんめーもん!叩き切ってしまえ!」など色々と言われてきました。
逆にそのような言葉が発奮剤となり、「在来種のお茶の存在を沢山の方に知ってもらい味わってもらおう」と、必死にPRしてきましたが、頑張ってきたかいがありました
まさかまさかで、5月から新茶を販売してから、わずか4ヶ月間で「上煎茶」が完売してしまいました 昨年1年間かけて販売した量より、さらに在庫を確保していたのですが
P1010352[1]
という訳で、本年度の「在来種 上煎茶」は早くも販売が終了致しましたので、来春5月新茶シーズンからの販売再開となります。申し訳ございませんm(__)m
それ以外の商品は、若干在庫が少なくなっている商品もございますが、販売を行っておりますので、どうぞご利用下さい
昨年ご好評いただきました、秋(11月)から販売予定の「在来種 蔵出し煎茶」(期間限定11月~5月)は、十分に在庫を確保しております!秋の販売開始まで今しばらくお待ち下さい(ただいま土蔵内にて熟成中です!)


 

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