楠森堂ブログ
就農以来、最大のピンチです(-_-;)
お茶畑の様子
前回のブログで書いていましたように、今年前半の寒波や低温が続いた影響や、梅雨入りが平年より早いなどの様々な影響もあり、例年は作物や品種の違いによって分散する農作業が気温が上がるとともに集中し、長年お茶園の管理作業を加勢して頂いている方達も、家の果樹園、田んぼ、畑などの作業が忙しくお茶園の加勢どころではないようで、ここ半月の間どなたにも来てもらえません…
シルバー人材センターに加勢を頼んでも、どこも忙しく皆さん出払っているとの事…
そして、この時期は二番茶摘採の真っ只中 …ですが、私一人しかいません…
農業に携わって5年… この時期に誰にも来てもらえない事など初めてです。
気温も高く雨が降り続く事で、どのお茶園も雑草がひどくなり…
(楠森在来茶園の樹齢が百年以上の茶畑は、一般的な畑の畝間に比べ間隔がかなり広く雑草が生えやすいんです)
二番茶出荷予定のお茶畑には、摘採前に茶の木に覆いをし被覆栽培をしなければなりませんが…それも出来ない…
この時期すでに終わってなければいけない一番茶後の剪定作業がいまだに終わっていない…
草取り、剪定、被覆作業、そしてお茶摘み…すべてを一人で行うのは不可能です…
お茶摘みもままならず、5haあるお茶園のうち1ha弱はなんとか一人機械で収穫しましたが、残り8割強の畑の摘採は断念…
胃が痛いです…
実はこの時期、家の周囲にある80aの田に田植えもしなければなりませんが、お茶園の管理、摘採作業でいっぱいいっぱいな為、今年は完全委託
こんな事態は初めてです。
来年はこの様な事態にならないように、何か対策を講じなければ…