私の茶園を縦横に横切る車がやっと１台通れるほどの細い道路。
以前から地元住民の方から道路拡幅への強い要望があり、この程一部の道路が「拡幅事業の認可申請が通りそうだ…」とのことで地域の方から報告を受けました。
私はどちらかと言うと、道路拡幅には反対の立場です。
昔からそのままの狭い道と自然の法面… その風景が風情ある景色を作り上げているように思うからです。
そして、お茶畑の真ん中にそびえ立つ大きな柿の木…
私はその“柿の木があるお茶畑の風景”が大好きなんです。
四季折々様々にその姿を変え、夏は暑い日差しを避ける柿の木の木陰は貴重で最適な休憩場所。不思議と心が落ち着き、疲れが癒されます。
私がうきはに移住して以来この数年で、別の地域ではありますが、火災が発生したものの道が狭く消防車両が近づけず消火活動が遅れ、建物が全焼してしまう光景を何度か目の当たりにしました。
万が一に備え、緊急車両の通行できる道路幅の必要性は私自身も感じています。
拡幅計画のある道路の交差する地点にこの柿の木が立っている事が、計画を進めるにあたって大きな障害となっています。
しかし、なんとか柿の木だけは守りたい、残したい…
地域の方にも希望を聞き入れていただき、柿の木を避ける案が可能な１本の道路だけ拡幅整備されることとなりそうです…

ビニール紐が張られている幅に広げる計画のようです
　春
　夏
　秋
　冬
　夕暮れ時
　雪

新緑が芽吹く春＆端午の節句 （鯉のぼりが見えるでしょうか？）

お茶の芽吹き
　春

昭和５７年式 旧型トラック いすゞ『エルフ』＆柿の木
夏
　夏

いすゞ『エルフ』！

夏、木漏れ日
　冬
　秋

はーと型の柿の木
　秋
　冬