楠森堂ブログ
春に伐採… 一夜限りの巨大イルミネーション(サプライズ!)の準備
前回の小学校の桜の話題の続きで…
数年前の秋、息子がこの小学校に転校した時に私が初めて目にした、真っ白な体育館の横にそびえ立つこの見事な木のある光景がとても印象的だった事を思い出します。
体育館建て替えによる伐採の危機を免れた桜… その桜の木のある体育館の反対側に立つこの大きな木…
この木も建て替え工事に支障が出るため、やむを得なく伐採される予定となっています…
学校の先生や子供達、そしてその保護者… この大きな木のある光景に長年見慣れているせいか、木が伐採されてしまう事に対して話を聞くとあまり関心が無く、さらには「そんな木あったっけ?」という子も…
数十年かけて育った木が日の目を見ないまま伐採されてしまうのは可哀想だ!
という事で、私と、その想いに賛同していただいた2名の方との3人で、明後日30日夕方から行われる「さくら祭り」開催に合わせ、一夜限りこの大きな木をイルミネーションで飾る事に!(打ち上げの際 酔った勢いもあり…^_^;)
電飾は持ち合わせないため、クリスマスでしか使用されない電飾を“市”からお借りして、先月桜の移植でもお世話になった造園屋さんに再びご協力いただき、昨日イルミネーションを設置しました。
木の高さが20メートル弱もあるので一番上までは飾り付けられなかったものの、設置後の試験点灯… なかなか良い感じです (^-^)good!
多くの人が“夜”の小学校に集まるのは年に一度、この“さくら祭り”だけです。
何十年もずっと子どもたちを見守ってくれたこの大きな木…
数か月後にはおそらく伐られてしまう…
せめて最後はみんなに惜しまれながら最期を迎えさせてあげたいですからね
先日の土曜日夜、小学校で行われた「さくら祭り」で点灯式を行いました。
お祭りで賑わう会場… 午後7時 祭りの照明を落とし、BGMが流れる中イルミネーションを点灯!その瞬間、「わー!」と会場からは歓声が!
普段見慣れている木がイルミネーションで輝いている姿に皆さん感動されていたようです。
当日は、今月解体されてしまう体育館を最後に一目見ようと多くの卒業生が祭りに訪れていました。