楠森堂ブログ
伝統行事「もぐら打ち」
うきは
「14日のモグラ打ち!ねぎだれ こきだれ打ち回せ!!」
と声を出しながら地面を思い切り叩くこの行事。
毎年1月14日は「もぐら打ち」の日。
「もぐら打ち」はうきは市に限らず九州地方に伝わる伝統行事。
元来「もぐら打ち」は、穴をあけて田畑を荒らすモグラの害を防ぐために行われていた作業でしたが、庭先を叩いて悪いものを追い払い「家内安全」を祈ったり、田畑を叩き五穀豊穣を願う正月の伝統行事となったそうです。
また、昔は子供たちが集落の各家の庭先を叩いて周り、まわった家々では子供たちに餅やお菓子が振る舞われていたそうです(^^)
【もぐら打ち棒の作り方】
1. 程良い太さの篠竹(しのたけ)を準備。
2. 葉のついた先の部分を折り曲げ、適量の稲わらを添えます。
3. 最後に荒縄でギュッとしっかり巻き上げて…
4. 完成!
【もぐら打ちスウィングフォーム】
思い切り振りかぶり!
渾身の!
力を込め!
一発必中!! スパーン!!
五穀豊穣、家内安全、無病息災! おまけに商売繁盛!!