楠森堂ブログ

鬼火焚き!

河北家

1月7日早朝、空は星空が広がり凄くきれい…ですが、放射冷却で気温は氷点下3度寒い…
予定通り一昨日に作った鬼火焚きの「やぐら」に点火
ここ数日ずっと降り続いた雪の影響もあり思った以上に「やぐら」が水分を含んでおり、最初はなかなか燃え上がりませんでしたが、しばらくすると「ポーン!ポーン!」と竹が燃えて破裂する大音響と共に一気に燃え上がりました。
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やぐらが焼け落ちた後の熾き(おき=炭火)で餅を焼いて食べ、火や灰は、かまどや火鉢に入れます。
この火にあたると一年間風邪をひかないと言われ、「鬼火焚き」は一年間健康ですごせるよう無病息災の願いを込めた行事です。
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その後は、家に入り七草汁(味噌汁)をたべます。
一般的には七草粥(かゆ)ですが、河北家では昔からお味噌汁にして食べるんです(^^)
七草の湯がき汁に指を浸すと、同様に一年間健康で過ごせると言われています。
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ちょっと話は変わりますが、河北家ではお餅を食べる時に、よく納豆を入れて食べます。
P1030191[1] 納豆を中に詰め…
                   
P1030192[1] 閉じます…こんな風に
私の祖父は二十年ほど前に亡くなりましたが、その祖父の納豆もちの作り方は一風変わっていて…
焼けたばかりの餅を手のひらに載せ、もう一方の手で「パーン」と叩きつぶし、手際よく餃子の皮を作るように丸く平たく延ばしていきます。
そして餃子を作るように納豆を中に包んで食べていました。
この納豆餅が美味しいんです
他にも、納豆と同様にお餅の中に「とろけるチーズ」を入れて食べることもあります。
これまたなかなかイケいけるんです
河北家のこの様なお餅の食べ方を地元以外の人に教えると…変に思われる事がよくあるんですが


 

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