楠森堂ブログ

草、草、草~!!

お茶畑の様子

梅雨に入り連日の雨。本当によく降り続きます
九州南部ではさらに降り方が酷く、ここ数日間に土砂災害が頻繁に発生しているとのニュース報道も…
さて…我が「楠森堂」のお茶園の現在の状況はというと…
この連日の雨で元気いっぱいスクスク伸びる〝お茶の芽〟…ではなく〝雑草!〟
二、三日間放置すれば一気に伸びます
なにも手をかけなくても勢い良く育つ〝雑草〟「これが〝お茶〟だったらいいのにな~」と、毎年この時期になると、つい思ったりします
P1020298[1]
このお茶園、百年近く栽培し続ける在来種のお茶園です。
お茶の木と木の間隔が1m以上開いています。
ちなみに、現代のお茶園は間隔が20cm程しか開いていません。
ご存知の通り、昔のお茶摘みは手摘みや鋏摘みでした。大勢の人が籠(かご)を背負って畑に入って作業をしていましたので、籠を置いて作業をするスペース、人と人とがすれ違える幅が必要であったことから、この様な広い間隔でお茶園が形成されていました。
昭和11年[1]
昭和初期に撮影された、当茶園のお茶摘み風景
(※写真撮影ということからか、不自然な姿勢を皆さんされているようーな…)
木と木の間隔が広いと、雑草が生えやすくなります。
昔は、大勢の人でかかって除草作業、鍬(クワ)で耕す作業をしていた事で、今のように草が生い茂る事は無かったようですが…
P1020297[1]
このお茶園も70年以上栽培し続けるお茶園です。5年前私が就農した当初は、幅も広く雑草も生えやすい状況だったのですが、枝を横に張らせ幅を狭める事で、地面に直射日光が注がず、雑草も生えにくくなります。
現代のお茶摘みは機械摘みで、人が一人歩ける最低限の幅があればよい事から、上の写真の様な間隔でお茶園が形成されています。
P1020288[1]
さー!今年も始まりました。秋まで続く草との格闘!ん~長い…


『ツバメの子育て』
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河北家の母屋!
中に入り上を見上げると…可愛いツバメの子供が3羽?
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2羽写っているその間に…実はもう1羽います。頭のてっぺんがわずかに見えていますが、わかりますか?
隠れているツバメは、他の2羽に比べてスゴク気が弱いようなんです。
一番左の気が強そうでムクムク太っているツバメとその横の少し太り気味の2羽のツバメ… 親ツバメが餌を与えにくると、気の弱いツバメを押しのけて餌をもらいにいきます。
他の2羽に比べ、餌をあまり口に出来ないツバメは、やはり少しやせ気味です。
普段は、3羽ともそろって顔をだしています。
様子を撮影しようとカメラを向けると…スッ!とその1羽だけ隠れてしまいます。
素知らぬ顔をしていて、またサッ!とカメラを向けると、スッ!と身を隠します…
P1020307[1]
わずかに頭を出して、こちらを覗っている様子があまりに可愛くて…
面白半分で何度かくリ返してしまいましたサッ!スッ!楽しい
しかし…よく餌を食べる2羽はよく太っていますネ~
巣からはみ出し今にも巣が崩れ落ちそうです
と、心配していましたが、この写真を撮った翌日に3羽とも元気良く外を飛び回っていました!


 

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