楠森堂ブログ

楠森堂を一般開放!「秋の蔵開き」を企画しました!!

河北家

自然、歴史、芸術、味覚の秋を楽しんで
江戸時代から大正時代の面影を今に伝える うきはの隠れた名所「浮羽町山北 吉広地区」
楠森堂「秋の蔵開き」
○ 日本古来の在来茶「熟成 蔵出し茶」の試飲販売会と、「楠森堂」敷地内の一般開放 ○
と き : 平成23年11月19日(土)・20日(日) 10:00~16:00
ところ : 『楠森堂』(国指定 登録有形文化財 楠森 河北家住宅)敷地内 ※雨天決行
福岡県うきは市浮羽町山北2056 (日本名水百選「清水湧水」近く)
「蔵開き」ブログ用地図[1]
楠森堂周辺は道幅が狭く車の離合が出来ませんので、市営無料駐車場及び臨時駐車場をご利用のうえ、徒歩でお越し下さい。
どちらの駐車場からも楠森堂までは、約200mほど距離がございます。
※ 尚、日本名水百選「清水湧水」の清水寺敷地内の駐車場は、水を汲みに多くの方が来られる為、楠森堂見学のお客様のご利用はできません。
・自然、歴史…
○国指定 登録有形文化財『楠森 河北家住宅』(通称・楠森堂)敷地内の一般開放。

※ 建物内は一部のみ開放します。
「楠森堂」(国指定 登録有形文化財「楠森 河北家住宅」)の詳細はこちらからご覧いただけます!
①主屋[1]
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この浮羽の地で八百年の歴史を刻んできた楠森(屋号)河北家…
楠の森と竹垣に囲まれた江戸から大正時代にかけて建てられた木造瓦葺の8棟の建物は、登録有形文化財に指定されています。 自然と歴史溢れる楠森堂の敷地内を11月19日・20日の2日間一般開放します。
・芸術の秋…
○美術評論家 河北倫明の生家
『近代美術史・評論の礎を築いた河北倫明』展

河北倫明 写真
[京都国立近代美術館長、東京国立近代美術館次長、横浜美術館長などを歴任]
絵画展で河北がふりかえった絵は世に出るとまでいわれ、狩野芳崖の評価や、埋もれていた夭折の天才画家 青木繁の発掘など、その偉大な仕事は、そのまま日本の近代美術史となりました。
倫明が見いだした画家の作品や評論からとった解説などをパネルにして紹介します。
また、倫明の著書や、中学時代に描いた油絵なども展示する予定です。
・秋の味覚…
○ 希少な日本古来の在来茶を、二百年蔵でひと夏寝かせ熟成させた「蔵出し茶」の試飲販売会。
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楠森堂では、今から二百年前の江戸時代末期からお茶を生産しています。
春に摘んだ日本古来の在来茶を、河北家に江戸時代から残る築二百年の土蔵でひと夏寝かせて熟成させ、この秋、蔵から取り出したばかりの 昔ながらの味わい「熟成 蔵出し茶」の試飲販売会を行います。
○ ご近所の農家さんによる出店
・地元うきは産の果物、野菜等の秋の味覚の直売
・自宅のインテリアに… 秋の花、実物、枝物で作製したドライフラワーの展示販売。
・地元の方にも懐かしんでもらいたい…
○ 昔なつかし『私立 二葉幼稚園』修了式の写真展示 (昭和21年~昭和56年の閉園まで)

楠森堂の母屋では、戦後の昭和20年から「私立 二葉幼稚園」として園児を受け入れていました。
幼い頃の自分の姿や、先生、友達を見つけて昔話に花を咲かせませんか。
昔はこの大きな家にも沢山の方が出入りし、手入れが行き届いていました…
しかし、高齢化や過疎化の影響もあり、ここ十数年は人の出入りもほとんど無くなりました。
家の大部分は、雨戸や戸は長年締め切ったまま… いたるところで建物の老朽化が進み、建物の傷みは年々深刻な状況に陥りつつあります…
この様な催しは今回が初めてですが、この様な機会を作ることで、長年開けることのなかった部屋に風を通し、今まで掃除も行き届いてなかったところや建物に手を入れるきっかけにもなり、地域を盛り上げるきっかけにもなり、そして「うきは」の魅力UPの一つに繋がれば… と想っています!
また、失われつつある日本古来の在来茶の味わいも、この蔵開きをきっかけにより多くの方に知っていただきたい!…とも思っています!
19・20日の2日間、うきはの秋を楽しんでみませんか!!

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