楠森堂ブログ

梨の木の花が満開!

お茶畑の様子

当茶園は、今からおよそ200年前(江戸時代」後期)、現在お茶園のある大野原台地(浮羽町山北)一帯が火山灰の酸性土であった為に作物が育たず、産業も無かった為、先祖である河北家21代目当主「河北 太郎衛門永重」が、酸性土でも育つ果物の「梨」と「茶」を植えたのが始まりと伝え聞いています。
大野原台地一帯では現在でも梨の生産は盛んですが、河北家では随分昔から〝梨〟の栽培はやめているようです。
梨の栽培はしていないのですが、お茶畑に梨の木が一本だけ残っており、毎年この時期になると真っ白な綺麗な花を沢山咲かせます。
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(浮羽町の国道210号線沿いからも見ることが出来ます)
この梨の木は、昔この地で〝梨〟の栽培を始めた記念樹として残しているそうです…
以前、近くで梨の生産をしている方がこの木を見て、「現在では数少ない珍しい品種なので、大事に残して下さい」と言ってあったそうです。
夏には沢山の葉が生い茂り、突然の雨をしのぐ場所…木陰の涼しい休息の場所として無くてはならない貴重な場所となっています。
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今日の仕事を終えての帰り際、雲一つ無い凄く綺麗な空でした…
夕方この様な空模様の時は、翌朝〝霜〟が降りやすいのですが…
帰宅して確認すると、やはり〝霜〟注意報発令中

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