楠森堂ブログ

昨年の豪雨被害の復旧工事が本格化… 自然が… 蛍が…

うきは

お茶摘みの最盛期。製茶工場も深夜までフル稼働。
その茶工場の横には自然溢れる清流が流れ、6月初旬、梅雨に入るころは蛍が飛び交い、そして夏休みには私の子供、都会に住む親戚の子を連れ川に遊びに行く事も度々あり、子供達は大自然を満喫し本当に楽しんでいました。
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カニのミニ水槽!
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それも一昨年までは…
昨年7月の豪雨被害でうきは市内の山間に流れるすべての清流は濁流と化し、川脇の斜面、川底、両脇に生い茂っていた木々、さらには外側の田畑までことごとく大きく削り取られ、崩壊しました。
そして、以前川遊びをした場所も同様に…(下の写真の場所)
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豪雨被害からすでに半年以上が経過したこの春、うきは市各地で本格的な復旧工事が開始され、先日、復旧工事のための重機を行き来させるために川が埋め立てられ、何台もの重機が川に降ろされました。
「復旧工事」とはどの様なことが行われるか、これまで考えもしませんでしたが…
コンクリートですべて固めてしまう護岸工事なんですね…
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濁流の影響で川に生息していた様々な生き物はほぼいなくなり、環境の変化に敏感なホタルも…
この環境でまたホタルは復活することはできるのでしょうか…
ある地域では護岸工事を行う際に、川に深みを設け魚が泳げる場所をつくったり、岸にいくつかの段差を付け、ホタルの幼虫が川岸を登れるように… 護岸工事を行うにしても蛍や様々な生き物が生息できるような環境づくりをしているところもあると聞きますが、今回急ピッチで行われている復旧工事、環境を保全するようなことは考慮されてあるのでしょうか…
ちなみに、毎年沢山の蛍が飛び交う楠森堂の敷地内…
先日から、ホタルがちらほら飛び始めました。
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昨年の豪雨で直接的な被害は受けなかったのですが、家から数百メートルの上流では、豪雨の際に氾濫した影響で斜面が崩壊し土砂で水路が埋没、家の敷地内を流れる水路も長期間流れが止まった時期がありました…
その影響が心配です。今年の楠森堂のホタル、あまり期待が出来ないかもしれません…

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