楠森堂ブログ

小学校のお茶畑再生作戦 [vol.2]

うきは

先月末、3月31日のブログで載せた、うきは市立山春小学校の「お茶畑再生作戦」。
この小学校で春の伝統行事として行われてきた「茶摘み」。
春に茶摘みをする以外は、年に数回小学校の用務員さんが刈り払い機で草刈する以外は、ほとんど放置された状態だった為に、お茶の木はやせ細り畑の所々に木が残っているといるのみという、かなり危機的状況の茶畑…
昨年、私の息子の転入とともに任されたお茶園の再生…
現在の子供達は「農家は作物を作って出荷するだけ」と思っており、作物を育て上げるまでの畑の管理、困難さをまったく知りません。
ということで(^^)!再び畑を荒らさないためにも、畑の管理の大変さを少しでも感じてほしいと思い、普段の剪定などの専門的な管理以外は、生徒や先生方にお願いする事にしました!
それに伴い、新しく苗の植え替えを行った以外の既存の畑で本日行われた除草作業…
お茶畑の面積は約10a。、1時間の作業時間でも大人数で一斉にかかればかなり作業が進みます!
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除草作業の風景ですが…見ての通り子供達は半袖半ズボン、中には「はだし」の子も。
まだ季節は春。これから夏に向けて気温が上昇するとともに毛虫やダニなど様々な害虫が発生してきます
これから先の作業の中で、子供達が極力毛虫などに刺される事の無いように対策をしなければなりません…
しかし、この小学校のお茶の栽培は、学校や父兄の意向で「無農薬有機栽培」…農薬等は一切使用出来ません…
私も無農薬栽培は知識も経験もありません
そこで、うきは市内で無農薬栽培に取り組んである方にどうすればよいか尋ねたところ、牛乳や木酢液を希釈して散布すれば一部の害虫や病気の発生は抑えられるという事を教えて頂きました!
木酢液。
木炭を焼くときに出る煙を冷却し採り出した木のエキスが、この木酢液です。
木酢液には様々な効能があり、殺菌や消臭、虫刺され、切り傷、やけど、日焼け、花粉症、肌にも良いとされています
植物の殺菌の他に、ニンニクや唐辛子を入れキツイ臭いを発生させる事で、虫が寄り付きにくくなるという事でっ!
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作ってみました!ニンニクと唐辛子混合の木酢液!
かなり強烈そうです
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1ヶ月程寝かして使用する事がポイントのようです。
5月の中旬以降に散布してみます。どれだけ効くか未知数ですが…

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